自治体 課題解決事例 | 順番待ち・持ち出し制限…三層分離のストレスをPC1台で解消する方法

​​2026年9月24日

マイナンバー系・LGWAN系・インターネット系の使い分けに、限界を感じていませんか。デジタル庁が示す将来像と自治体の悩みを整理し、PC1台への集約を実現した事例をご紹介します。

背景

三層分離、政策として2030年に向けて見直しの動きが加速中

デジタル庁は「一つの端末で全ての業務ができる環境構築」を目指し、2030年ごろまでに自治体のシステム更改のタイミングに合わせて段階的に一端末化を実現する方針を掲げています。
2026年3月には検証事業の最終報告書も公表され、三層分離の見直しは着実に動き出しています。

そのため複数台のPCでマイナンバー系、LGWAN系、インターネットへアクセスしていた自治体も、これを1台で安全かつ効率的に、そしてテレワーク等の柔軟な働き方を可能にすることが求められています。
皆さんの職場ではご対応済みでしょうか?

課題

複数PC運用の限界、自治体現場のリアルな悩み

従来、各自治体では、マイナンバー利用事務系・LGWAN接続系・インターネット接続系という三層分離環境のもと、系統ごとに専用端末を用意する必要がありました。 
それに伴う課題として、こんな多くの声も伺っています。 

  • 端末を複数台運用することによる端末費・運用負荷の増大 
  • 利用頻度の低い系統の端末が共有機となることで、順番待ちが発生 
  • 庁外・出先施設ごとに専用端末・専用回線を維持するコストがかかる 
  • 不具合発生時に、情シス部門が現地対応せざるを得ない運用負荷 
  • VDI等での統合を検討しても、高コストで断念 

解決策

PC1台で三層すべてに安全アクセス「セキュアコンテナ Switch」という解

セキュアコンテナ Switch(スイッチ)は、1台のPCの中に通常のPC環境とは切り離された専用領域を作ります。
マイナンバー系・LGWAN系・インターネット系へは、この専用領域からしか接続できない上、領域内のデータは外部へ一切持ち出せないため、1台のPCで複数ネットワークを扱っても、複数端末運用と同等以上のセキュリティを保てます。

事例1)マイナンバー系との端末統合

マイナンバー系とLGWAN系の端末統合(東海エリア市役所)
 Before:三層分離で専用端末が必要。マイナンバー系端末は共有利用で台数不足、順番待ちが発生。VDI構築も高コストで断念

 After:セキュアコンテナSwitchでマイナンバー環境への安全なアクセスを実現し待ち時間を解消。PC2台→1台に集約し端末費・運用負荷を削減。データが残らず持ち出しも不可でVDI同等のセキュリティを確保。

事例2)インターネット系との端末統合・テレワーク実現

インターネット系とLGWAN系の端末統合(関東エリア市役所)
 Before:全職員がLGWAN系・インターネット系の2台のPCを運用。庁外からのLGWAN業務はリモートデスクトップ経由。

 After:1台のインターネット端末からLGWANへ安全にアクセス可能に。LGWAN業務はセキュアコンテナ領域内で完結し端末にデータが残らない。庁外・自宅からのテレワークも実現。

事例3)出先施設のLGWAN環境をスリム化しコスト削減

出先施設ごとのLGWAN専用端末・回線を廃止し、コストと運用負荷を大幅に削減。

改善事例の詳細資料

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