CACHATTOを高速化できる新サービス「CACHATTO Express Gateway」のご紹介

2023年12月4日

2023年11月1日より提供を開始いたしました「CACHATTO Express Gateway」をご紹介します。

CACHATTO Express Gatewayとは

CACHATTO Express GatewayはCACHATTOサーバーと連携し、オンプレミスのサーバーへの高速アクセスを提供するクラウドサービスです。

当社のWindows PC向けソリューション「CACHATTO SecureContainer」にて採用している新接続方式「CACHATTO Private Connect」を活用したサービスとなっており、モバイル端末からもご利用いただける「CACHATTO SecureBrowser」におけるポータル連携の表示速度の向上大容量ファイルの閲覧などが可能になります。

CACHATTO Private Connectは外向きのHTTPS通信(Port 443)を利用してゲートウェイサーバーへ接続するVPNのため、ファイアウォールの設定変更が不要・VPNサーバーの運用不要でセキュアなアクセスができるといった従来のCACHATTOサーバーと同様のメリットを持ったまま高速通信を実現した新しい接続方式です。

既存のCACHATTOサーバー(※1)にCACHATTO Private Connectサービスを導入する事で、クラウド上に構築したゲートウェイサーバーを介した通信方式が利用可能になり、従来のCACHATTOアクセスポイント方式と比較してアクセス速度が高速化されます。

※1 CACHATTO V6.18.0以降が必要です。

通常のCACHATTOサーバー利用時との違い

CACHATTO Express Gateway使用時の通信の流れ

通常、CACHATTOサーバーご利用時は一定間隔でCACHATTOサーバーとCACHATTOアクセスポイントがポーリングを用いて社内リソースを通信し、CACHATTOアクセスポイントに対してCACHATTO SecureBrowserから接続する事でセキュアなアクセスを実現しています。

CACHATTO Express Gatewayでは、AWS上のお客様専用ゲートウェイサーバーを構築し、新接続方式「CACHATTO Private Connect」にてCACHATTOサーバーと通信する事でCACHATTO SecureBrowserからの高速アクセスを実現しています。

オンプレミス構成のままCACHATTOを高速化できる「CACHATTO Express Gateway」

CACHATTOサーバーに高速なCACHATTO Private Connect方式を導入する方法としてはオンプレミス型からクラウド型への移行もサポートしておりましたが、今回ご紹介させていただいた新サービスのCACHATTO Express Gatewayにより、クラウドだけでなくオンプレミス構成のまま導入する事も新たに可能になりました。

CACHATTOサーバーをオンプレミス型の構成から移行する事なく、ポータル連携の高速化・大容量ファイルの閲覧などでCACHATTO SecureBrowserをよりご活用されたいお客様であれば今回のCACHATTO Express Gatewayは是非ご利用いただきたいサービスとなっております。

CACHATTO Express Gateway導入をご希望の方は弊社営業担当までお問い合わせ下さい。