CACHATTO SecureContainer×Adobe Photoshop CCでデータを保護しながらクリエイティブな作業も可能

カスタマーリレーショングループの加藤です。

CACHATTO SecureContainerは、Windows PC上の隔離領域を用いて業務データを保護する製品です。

データは保護された隔離領域に置きながらも、PC上のローカルのデスクトップアプリケーションを利用して業務を行うことができることから、事務作業にとどまらずクリエイティブな業務にも活用することができるポテンシャルを持った製品となっています。

今回の記事では、当社で実際の業務でも使っている画像処理アプリケーション「Adobe Photoshop」をCACHATTO SecureContainer内に導入し、保護された領域内で作業できるか実際に試していきます。

Adobe PhotoshopをSecureContainerで使う流れ

1. CACHATTO SecureContainerを起動

まず、CACHATTO SecureContainerのインストールされたパソコンにサインインし、CACHATTO SecureContainerを起動します。アカウント・パスワードを入力すると再度ユーザー切り替えの画面に遷移するので、同じパスワードを再度入力するとCACHATTOの生成する隔離領域のユーザーにサインインされます。

2. Adobe Photoshopを起動してログイン

続いて、PCにインストールされているAdobe Photoshop CCを起動して業務用のAdobe Creative Cloudのアカウントでログインします。特に複雑な手順は必要なく、ローカルのPCでAdobe Photoshopを利用するのと変わらない手順でシンプルに利用開始することが可能です。

この際、会社から支給される業務用の持ち出しPCなどの場合は新規にAdobe Photoshopをインストールする事も可能ですが、BYODや自宅の私物PCからのテレワークなどで既にAdobe Photoshopがインストールされている場合、そのままSecureContainerの隔離領域の中で業務用のAdobe Creative Cloudのアカウントでログインして使用する事も可能です。

3. 保護された領域内のみでデータを扱って作業

CACHATTO SecureContainer内でAdobe Photoshopを利用する場合の最大の特徴としては、通常のローカルPC上でPhotoshopを使うのと変わらないパフォーマンスで作業できる一方で、作業データは保護された隔離領域内から持ち出せないというところ。

Adobe CCのクラウド上のデータCACHATTOの連携している社内ファイルサーバーなどにはアクセスできPhotoshopのPSDファイルや出力データを保存できる一方で、作業PCのストレージの隔離領域外やUSBメモリなどには一切持ち出しができなくなっています

そのため一時的に私物PCから業務データを扱う作業を行ったとしても全てのデータは保護された領域に留まり、私物PCへ流出しない仕組みとなっています。

Adobeのライセンス形態と相性の良いSecureContainer

実際の使い勝手だけでなく、実はライセンス形態の面でもAdobe PhotoshopとCACHATTO SecureContainerは相性が良く、上手く嚙み合っています。

Adobe PhotoshopをはじめとするAdobe Creative Cloudのアプリケーションは個人向け・企業向けともに2台までのデバイスでの利用が可能。このライセンス形態はCACHATTO SecureContainerと相性が良く、社内の業務用PCでメインのAdobeの作業環境を構築しつつ、テレワークで自宅の私物PCからアクセスする場合も同じAdobe Creative Cloudのライセンスの範囲内で利用することが可能です。

まとめ

CACHATTO SecureContainerは社内フリーアドレス用の共用PCや自宅テレワークの私物PCからでも安全な隔離領域内でデスクトップアプリケーションを使った業務を行うことができ、Adobe Photoshopのようなクリエイティブ系のデスクトップアプリケーションも安全かつ便利に使うことが可能です。

オフィスでのクリエイティブ業務と同じアプリケーション環境を自宅からのテレワークに取り入れたハイブリッドワーク環境を実現するにはうってつけの組み合わせなので、ご関心を持たれた方はぜひ製品情報サイトから資料のダウンロード・1か月の無料トライアルにて使用感をお試しいただければと思います。

コラムCACHATTO SecureContainer

投稿者: CRG